井の中の白昼夢

人生ヤッピーーーーーーータノピーーーーーーーーーーー!!!!!!っていう日を増やしたい

良い子はみんなご褒美がもらえる アンジャッシュ現象の考察まとめ

十連休気分が抜けないみなさ~~~~ん!!!!!

どうもで~~す!!気合だけは365連休の新社会人こと私です~~~~!!!!!!!

 

社会不適合 社会に出た なぜ 〔検索〕

 

 

 

そんなこんなでGWは橋本くんと堤さん主演の「良い子はみんなご褒美がもらえる」を三回ほどキメてきたわけですけれど、ところどころにクスっと笑えるポイントがあって一時間ちょいの中でも緩急がつけられた大変素晴らしい舞台でした。

 

…………本当か??

 

……クスっと笑えるポイント、そこ本当に緩急つけるためだけのオモシロ演出と受け取っていいのか????

 

 

と帰りの電車の中でひとり電撃に打たれてしまったため、考察厨の血が騒いで二回目の観劇から頭フル回転させながら見ていました。

主に取り違えなどのソビエトアンジャッシュ現象を中心に考察したfusetterを書き殴ったんですけれど、二つに分かれたのでこの記事でまとめようと思います。

大千秋楽終わったのでやっとブログに書ける~~~!!!!

 

※書いている人はたいしてソ連事情に詳しくもない頭の悪いオタクなので、そういうものとして眺めてください

 

 

↓二回目観劇後のfusetter

「良い子はみんなご褒美がもらえる」、 
橋本イワノフが外に出しちゃいけないレベルで危険人物なことに気がついてしまった

 

パンフを買ったら水道代支払いの危機になってしまいそうなので泣く泣くパンフを諦めてしまい、そのためパンフ等に書いてある公式設定とズレてしまっている可能性は大いにあるのですが。 


結論から言うと、堤イワノフは最終的に廃人になって精神(というか自我)も壊れてしまったのかなと。 
そして橋本イワノフは真逆で、精神がメチャ強になって自分の世界の絶対王になった挙句外の世界で暴走するんだろうなーって気がしてならない 


まず二人の目的と初期状態を整理すると、 
・堤イワノフ…人間的には至極真っ当(正気な人間)で精神にも異常がないどころか、強い精神柱をもっている。彼の目的は自分の主張を社会に認めさせること。 
・橋本イワノフ…堤イワノフと真逆。つまり、精神が大分やられていて(オーケストラ)ある種の躁状態的な感じになっているのではないか。政治的な目的はないけれど、その代わり「オーケストラはいる」ということを周りに納得させたい…ようにも思えるけれど、ぶっちゃけ周りが認めてくれなかろうが自分にオーケストラが見えていれば自分の世界で完結しているように見受けられる。 


次に何故上記のような結論になったか。 
それはいろいろあるけれど、一番大きな原因は大佐の取り違えによって退院させられたことなのではないか。 


橋本イワノフはそれ以前の主治医とのアンジャッシュ現象(察して)によってトリガーを引かれたと思う。 
それまでは主治医の言うことを真似っこして「オーケストラはいない」「オーケストラは必要ない」と繰り返していたがそれは本心ではなく、火曜日の夜に「オーケストラはいる!」と主治医に言われたことによって「なんだやっぱ俺は正しかったんだ!」的なことになり、そこから自己肯定感爆上げになってしまったので、単純に言えば調子に乗ってしまった。 
しかし問題は、この男は調子に乗らせてはいけないタイプであるということである。 
橋本イワノフは元々暴力性が問題視されていることや、あとは見た通り言動がヤバいので調子に乗らせると大惨事なのだ。橋本イワノフの精神が完全に崩壊してしまうだけでなく、他人に見境なく暴力的行為を通じてオーケストラを語り続けるという社会的危険性がある。言ってしまえば超害悪オタクの極みみたいな。 
そんなものが退院して一般社会の世に放たれたらどうなるか。何人が救急車送りになれば済むのだろうか。大佐やっちまったな。 
要約すると、橋本イワノフは退院したことによって症状が肥大した自分を世界で一番正しいと思い込んでしまったということだ。それがラストのオーケストラを指揮するシーンで表されていると思う。 
あと、ぐったりした堤イワノフを時折哀れみ、時折慈しむような様子で構っているように感じたけれど、あれって自分が強い立場にいると自覚しないとできないことだよね。いや〜〜〜〜性癖 


一方堤イワノフは本当にかわいそうなことになってしまった。まあ私はそういうの大好きなんですけれど。 
陳腐な例えを借りるなら、「自分で買って冷蔵庫で楽しみにとっておいたプリンがいつの間にか親に食べられており、『あれ、あなたのだったの?ごめんね、今日同じの買ってくるから』と言われて『そういうことじゃない』とブチ切れる」と似た状況なのではと考えられる。 
堤イワノフの目的を思い出してみると、彼のゴールは自分の主張を病院関係者に認めさせることだった。 
逆に言えば、それさえ達成出来たら彼の体はどうなろうが構わなかったのである。飯とか食ってなかったのはそういうことである。 
しかし彼は実際どうなったであろうか。彼の主張は聞いてもらえるどころか、なんとも滑稽な取り違えによって体だけ無事に安全な環境に放り出されてしまった。 
これならまだ主張を否定されまくった方がマシだったというものである。こんな虚しいことはない。自分の闘う意義がこんな形で霧散してしまったのだから。 
そして次に考えるべきことは、あれほど強い信念を持って命を燃やしてきた反動はどれほどのものだろうか、ということだ。まあ廃人になるだろう。有り体に言えば抜け殻だ。それがラストシーンでずっとぐったりしていた理由なのではないか。もちろんお腹も空いていたんだろうけれど。 
生きる理由を失った彼は、橋本イワノフを何度か縋るように見つめ、最終的に指揮台に立った。 
この舞台でのオーケストラは精神異常の象徴である、と仮定すると堤イワノフが最終的に精神を病み自己を崩壊させていったと考えられる。橋本イワノフが指揮台を去ったのは社会に飛び立つ暗喩で、堤イワノフが指揮台に立ったままなのは彼がどこにも行けなくなってしまった暗喩なのではないか。 


以上の理由から、この物語は冒頭で述べた結論に辿り着くと言える。多分。空腹状態でこれ書いてるので、筋が通らなかったり不足していたりするかもしれないけれど、補足事項があったらこそっと教えてください。 

 

言い訳:一人暮らしをしたら水道代の危機だったんですよ

 

 

↓そして三回目の時(自担遭遇回で意識を失いかけた)、これただのオモシロコントじゃないぞ……?!っていよいよ本格的に察知したのでその点を追記。

良い子はみんなご褒美がもらえる、この間考察したことの追加で大佐はわざと取り違えたんだと思った

 

何故かと言うと、(これも全くの勘なんだけど)厄介払いをしたかったのではないかな。 

主治医のセリフ回しやサーシャの「厄介払いをしたいんなら退院させてよ!」や堤イワノフの病院たらい回しな経緯を見るに、手続き上扱いに困る2人をさっさと退院させて自分たちの責任下から外そうとしたかった気がする。 
ほら、役人ってこういうのが一番めんどくさいじゃん……………故意は完全アウトだけど、過失なら(しかも当時は偉い人が絶対なので)まだ弁解の余地があったり、このケースだと一言謝るか謝らないかのラインも有り得る。 
そしてこれをやりたいがために全てを見越して二人をわざと同室にした大佐、確かに主治医の言う通り天才なお方だよ……………

 

ちなみにこの後いろいろな方の考察を読んで頭の良さにたまげていました。

 

 

明日普通に仕事あるのにまだお風呂掃除してないので一旦ここらへんで締めます!!!!

折に触れてまた考察したくなったら適当なこと言いながらブログ更新!!!しますね!!!!!!働きたくねえな!!!!!!!!