推し香水を作りに行ったら店員さんに担降りしかけた
夢女クリスマスプレゼント大会を開催したら、紅茶とメンカラ主張しまくったティーカップとティースプーンと新婚用の箸セットと夢手紙を貰って震えあがった年末でした。
プレゼントくれたフォロワー(書道有段者)
「筆跡本人に寄せたのと、あとお前の本名の漢字が分からなかったから、インスタに上げてた卒業証書見たんだけど合ってる?」*1
わたし「そこまで夢人格憑依させんでいい(ありがとうございました一生大事にします)」
今回の本題はこの数時間前に遡って、
オタク三人で自担の香水を作ってきたよ!!
のレポです!!!
向井担の人格を持って臨んだ私の他に、北山担Aちゃん、桐山担Nちゃん(さっきプレゼントくれたフォロワー)と突入しました。
激重プレゼント貰っておいて阿部くんの香水じゃないの?って話だけれど、
「Snow Manに担当が4人いるかもしれない」
とかほざきだした私のために、フォロワーがルーレットで誰の香水を作るか決めてくれた結果でこうなった。(あと最近あべちゃんのアクスタに何か宿っている気がするので香水まで作ったらちょっと怖い)
話を戻して推し香水といえばfincaやDanceが有名だけれど、今回私達はTHE FLAVOR DESIGN(大阪店)さんにお世話になりました!!
こちら事前予約が至難の業なので、一周回って当日整理券狙った方が早いとかなんとか。
当日の朝私が新幹線に揺られている間に、現地組の二人が開店から並んで取ってくれた。*2感謝。
いざ現地についてお店に入ったら、まずいい匂いがする。*3内装がお洒落の極み。そして店員さんの顔がいい。
もう一度言う。
店員さんの顔がいい。
N「店員のお兄さん、美勇人くんに似てない?」
A「分かるめっちゃ美勇人くんに似てる」
私「喋り方末澤さんぽくない?(超わかる美勇人くんに似てるよね)」*4
うっかり店員さんに担降りしかけた瞬間である。
こちらのお店、「推し香水作ります!!」というスタンスではなく
「あなたの好きな香りを直感で2つ選んでくださいね」路線なので、最初にメモ用紙とペンを渡されてサンプルの香りをいくつか自分で嗅ぎに行くスタイルなんですけど、
私「ごめんヤバいかもしれない」
A「どうした?」
私「今ガチで鼻詰まってるんだわ」
・元々鼻が悪い
・直近まで風邪のピークだったため鼻づまりが追加
☆香水を作りに行くときは万全の体調で行こうね──!!
1/3ぐらいAに聞きながら選びました。大変お世話になりました。
苦戦しながら選んでいる間にNが異常に早く選び終わったり、
店員のお兄さんが外に煙草吸いに行って喫煙フェチのAが発狂したり、
店内にいたもう一組の女の子達から「阿部ちゃん」とか「佐久間くん」とか聞こえてきて「同族がいる……」って呟いたりいろいろあったものの、
サンプル数が10~20種類なので思っていたより早めに決まった。
どうしても自分の中の路線が定まらなくて、片方の香りを店員さんに決めてもらおう!と他力本願時ぶちかましてメモ用紙を提出したら*5
お兄さん「書きすぎちゃう???」
私「オレンジの香り以外決まらなかったんです!!!!」
~こうして、ハイテンションな関西弁で喋りまくるお兄さんと語彙力壊滅オタク私の模索旅が始まったのであった~
と言っても、ざっくりとしたイメージ(私の場合はオリエンタルとか甘すぎず爽やかだけど少しの甘さもあるとか)をこっちからリクエストして、
それに沿うような香りを混ぜていって
「どう?」
って一旦外に嗅がせに行かせられて、
微調整(甘さもうちょっと欲しいとか、大人の色気も欲しいとか、最終的に「タイ感もうちょっと入れてもらえます……?」とか口走った)をリクエストしては
また調合して~~を何回かやる流れが基本。
一足先に完成して「ネ゛!!!あきとく゛んだ!!!!」って発狂しているNをお兄さんとオタクで総ツッコミしながら、私とAで何回か外に嗅ぎに行っては
私「これ康二くんじゃない……?」
A「康二くんだ……」
ってスンスンスンスンしてたから外に出る度に通行人から化け物を見る目を向けられた。でもこっちは本気なんだよ。見世物じゃねぇぞ。
夢女のプライドにかけて主に甘さを細かく注文し、後はもやっとしたイメージをなんとなく伝え続けて最後の調整で
お兄さん「ひょっとして、こういう香り(大人っぽいスパイシー?な香り)*6好き?」
私「…………………気持ちだけ!!!!」
お兄さん「分かった気持ちだけな!!」
いや待ってお兄さん
わたし、その手の香り入れて欲しいとは思ってたけどまだ言ってないよ????
なんで分かった????
性癖こじらせたタイプのスロットメーカー回し続けてた私の鍵垢見た????
何が起こったか一瞬で分からなくなった私は隣のAに一言「ヤバい」とだけ伝えるので精一杯だった。
既に私よりもヤバいA!
お兄さんの本気を見せ始められて震えあがっている私!
秒で調合して「もっかい外で嗅いできて」とサンプル紙を渡してくるお兄さん!
私「行ってきます……」
私「ヤバい。ねえ聞いて。さっき気持ちだけって言ったじゃん?これね、本当に気持ちだけ入ってる。あのね、夕焼けの海辺で何回か寄せては返す甘く爽やかな波の向こうからさっきの香りが細く届いてくる気がするの。彼がよっぽど心を開いた相手にしか見せない苦味の部分が私にだけ届いてる。でも届いてるかどうかの確証は持てない程度にしか分からなくて、私の気のせいと言えば気のせいで終わってしまうような危うい手探りなの。それなのに、溢れる甘さと鼻をくすぐる彼自身のひたむきな想いで包み込んでくれるの。ただね、私そこまで言ってないし何なら自分でも上手く分かっていなかったのに
A(理想の北山さん香水を嗅いで死んでいる)
ちなみに、こんな曖昧すぎるイメージでいいんですか?って聞いたら
逆に細かすぎて「こうでああで段々こうなって最後に~」とか言われても、指定された香りとかがなければ「無いです。」ってなるから、むしろざっくりしてる方が全然マシらしい。
ごめんうろ覚え。違ったらお兄さんごめんなさい。書き直す。
香りの調合が最終的に決まったら、好きな色*7も調合できるんだけど、
私(自担がオレンジ)とN(自担がオレンジ)で全く同じ色になるのはおもしろくないなと思って
「Nの作ったやつよりはスモーキーにしてください」
「なんかこう……夕焼けっぽく」
とこちらもガバガバな注文を出したりなんだりして試行錯誤していたら、
N(※神絵師)「青入れたらええんちゃう?」
お兄さん「先に!!言わんといて!!!!」
と無事に青を混ぜてくれたので、オレンジはオレンジでも康二くんのオレンジができました!!
後はこっちで香水のタイトルまで自由に決めて、それを印字したラベルをお兄さんが貼ってくれて完成した香水がこちら!!
えっどうしようヤバい自担の概念が瓶詰めされてるって内心焦り過ぎて目が据わり始めた私に
お兄さん「これ、最初に一つだけ自分で決めてくれた香りあったやろ?それちゃんとベースになってるから。」
キモオタ「エ゛ッ…………」
ちなみにNは「最初に一生懸命選んで書いてくれた香り、一個も入れてないよ」とカミングアウトされていて、
そっちもそっちで発狂してて楽しそうだなと思った(それを満足そうに見ているお兄さん)
香水できたら自由に店内使って撮影していいとのことだったので、インスタに載せる用の写真まで撮らせていただいてからお会計!!
約5000円でした。
私「安すぎない?今日万札飛ばす覚悟で来たんだけど」
A「自担二人目作れるじゃん」
そしてNとAが作ってもらった香水もこちら!!
Aのラベルを見た留守番組の宮田担から
「死にたくないの香水じゃん」
って言われていたので、作ったその日から”死にたくないの香水”に改名していた。
そしてこの後、冒頭のプレゼント交換会をサイゼでおっぱじめ*8
自担のアクスタと写真を添えて香水も並べたら
「サイゼが高級イタリアンになってしまったな」
と全員で錯覚し出したので、今後サイゼに行く予定のあるオタクは推し香水を持っていくことをお勧めします。
【後日談】*9
各自香水を枕につけた時の感想が全員
「自担に腕枕された」
だったうえに、*10
一回つけたら数日は持ったので、軽い禁忌に手を出してしまったと思っているし、*11
家の風呂に撒いたら田舎の狭風呂がタイの極上リゾートホテルになったし、
声オタの友人にこの話をして香水を嗅がせたら
「確かに男の人がつける香水ってこんな感じだよね~!」
と死角からアッパー喰らったので、
今から香水を作りに行く人は相当な覚悟をしていってください
*1:心の底から信頼しているフォロワーだから個人情報ダダ漏れさせてるけど、良い子のみんなは情報管理には気を付けてね
*2:私が行った時はその場に居ない人の分も取れたけど、変わる可能性あるので遠方から行く人は各自確認しておいてください
*3:当たり前体操
*4:Aは末澤沼にも片足突っ込んでる
*5:この時既にNは作成途中で「照史くんだ!!!!!!!」と大騒ぎだった
*6:康二くんの匂いだとは思ったけど自分自身が苦手な部類なので、最初のメモに書くだけ書いてマストから外したやつ
*7:あんまり濃すぎると布に色がつくので止められる
*8:A「最近眉間に皺寄せる癖やめたい」
私「最近車みたいな呻き声出すのやめたい」
N「最近やめたいこと、仕事」
*9:N「CHUDOKUで玉森さんに『ねぇ君の香水のにおい、これって何つけてるの?』って聞かれたら『akito831~~~~~~~!!!!!』って答えられる世界線まできた」
*10:香水作った夜にNの家に泊まらせてもらったら、照史くんの香水つけて二人で発狂して暖簾から「やめて!」と謎のポーズをして出てきた
*11:どういうイメージを抱いて香水調合してもらったかを事細かに書くと、はてブロで夢小説展開してしまうことになるので割愛させてください